2011年6月9日木曜日

ITホワイトボックス スパコンはどうして必要なの?~次世代スパコンを開発せよ~

2011年6月12日(日)23:30~23:55 Eテレ
■ ITホワイトボックス 
テーマ:スーパーコンピューター

私たちの身の回りにあふれるITのメカニズムを解き明かすNHK番組「ITホワイトボックス」 タレントの森下千里&高市佳明アナウンサーの司会で放送されており、2011年6月12日は「スパコンはどうして必要なの?~次世代スパコンを開発せよ~」と題してOAされます。

IBMが開発したクイズ番組対戦用のコンピュータであるワトソン(Watson)。 IBMの創立者であるトーマス・J・ワトソンから名が付けられたこのコンピューターは、2011年2月に全米で人気のクイズ番組「ジェパディ!」に登場して、人間のクイズチャンピオンに勝利して大きな話題を集めました。 もともと、1997年にチェス世界チャンピオンのガルリ・カスパロフに勝利したIBMのコンピュータ「ディープ・ブルー」に次ぐプロジェクトとして制作が開始されて以来、試行錯誤を重ねがら今日の結果につながりました。 その搭載されているデータ量は膨大なものがあり、冷蔵庫10台分のスペースに家庭用パソコン6000台分の演算装置を搭載。 2億ページ分のデータが入っており、これは100万冊の書籍に相当するとのこと。 将来的には、コールセンターでの顧客サービスなどに活用できるとされています。

今回は、そんなワトソンに代表されるようなスーパーコンピューターにスポットライト! 東京工業大学教授の松岡聡さんを解説に迎えて、我々の生活の中で知らず知らずのうちに活躍しているスーパーコンピューターの成果や最新技術を紹介していきます。 パソコンの10万倍ともいわれる処理速度を誇るスパコンには、どのような可能性が広がっているのでしょう~