2011年6月2日木曜日

夢の扉+ 京都府立大学特別講師・小林正秀

2011年6月5日(日)18:30~19:00 TBSテレビ系
■ 夢の扉+ 
出演者:小林正秀(京都府立大学特別講師)

大きな夢の実現を目指している未来の原石たちを紹介するTBSドキュメンタリー番組「夢の扉+(夢の扉プラス)」 2011年6月5日は、京都府立大学特別講師の小林正秀(こばやしまさひで)さんにスポットライト! 「ナラ枯れ」に挑む小林さんの活動に迫っていき、森と共生するにはどうすればいいのか考えていきます。

いま危機が叫ばれている日本の林業。 木材価格は海外の安い外材に押されて下落の一途を辿り、経営意欲を失っている林業家も多々見受けられ、保全を必要とされる森が荒廃しているケースも少なくありません。 また、林業に携わる人材の高齢化も大きな問題となっており、後進の育成が急がれるところです。 間伐などの手入れが全くされないと、木が密集して日光が入らないために、木は細くなり根も浅くなります。 その結果、土壌は崩れやすくなる傾向が見られ、土砂災害が起きやすい原因を招いてしまいます。

また、2000年以降、全国に急速に被害が拡大しているのが「ナラ枯れ」で、5mmの小さな虫「カシナガ」によって、ナラなどの広葉樹が集団枯死して山が荒れています。 京都の世界遺産である下鴨神社の御神木も被害に遭っており、まさに猛威をふるうカシナガを食い止める手立てはあるのでしょうか・・・