2011年5月12日木曜日

日曜美術館 歌川国芳・傑作10選

2011年5月15日(日)09:00~10:00 NHK教育
■ 日曜美術館 
テーマ:歌川国芳

千住明が司会をつとめるNHK番組「日曜美術館」 国内外のさまざまな美術作品・芸術家・展覧会・アートイベントなどを紹介しており、美術をこよなく愛する方にとっては堪らない番組でしょう。 2011年5月15日は、歌川国芳を特集する企画「夢の国芳 傑作10選」がOA。 映画監督の篠田正浩さんをゲストに迎えて、歌川国芳のあまり知られていない傑作10点を見ていき、その世界観に迫っていく予定です。

江戸時代末期を代表する浮世絵師のひとり・歌川国芳(うたがわくによし)。 「東海道五十三次」などで作品で知られる歌川広重や、「富嶽三十六景」などで作品で知られる葛飾北斎とともに同時期に活動した浮世絵師で、前述2人と比べると必ずしも知名度が高いわけではありませんが、そのダイナミックな作風で独特の存在感を築いていきました。 文政末年より描き始めた「水滸伝豪傑錦絵シリーズ」は高い評価を受けており、「武者絵の国芳」として親しまれることになります。 また、町娘を描いた美人画や、名所を収めた風景画など様々なジャンルを描いていた浮世絵師で、まさにマルチクリエーターさながらの活躍を見せました。 なお、猫をこよなく愛していたといわれており、猫を擬人化した作品もたくさん残しています。