2011年5月19日木曜日

NHKアーカイブス シリーズ・わたしが選ぶあの番組(1)元プロ野球監督・野村克也さん NHK特集・スポーツドキュメント・江夏の21球

2011年5月22日(日)13:50~15:00 NHK総合
■ NHKアーカイブス 
出演者:野村克也 作品:NHK特集・スポーツドキュメント・江夏の21球(1983年)

過去に放送されたVTRを今一度放送して当時を振り返る番組「NHKアーカイブス」 2011年5月22日は、元プロ野球監督の野村克也さんがゲスト出演。 自身が登場している「NHK特集 スポーツドキュメント 江夏の21球」(1983年1月24日放送)を見ていきながら、野球の奥深さやリーダーの危機管理などに迫っていく予定です。 なお「江夏の21球」とは、1979年11月4日に開催された広島カープVS近鉄バファローズのプロ野球日本シリーズ第7戦が舞台。 広島の抑え投手だった江夏豊は、9回裏に1点リードで無死満塁というピンチを背負いながらも0点に抑えてチームの日本一を決めました。 その9回に投げた球数が21球だったことから「江夏の21球」という表現がされ、今なおプロ野球屈指の名場面として語り継がれています。

2009年を最後に東北楽天ゴールデンイーグルスの監督を勇退して、現在は野球評論家として活躍中の野村克也(のむらかつや)。 古くは南海ホークスのキャッチャーとして戦後初の三冠王を獲得するなど、プロ野球の一時代を築いた偉大なるプレーヤーとして一世を風靡しました。 引退後は、ヤクルトスワローズの監督としてID野球をもとにした常勝チームを創り上げ、その管理能力の高さをいかんなく発揮。 その後、阪神タイガース監督時代では三年連続最下位を喫するなど目立った成果は残せませんでしたが、楽天では悲願のクライマックスシリーズ進出を果たして有終の美を飾った模様です。 昨今では、そのユーモアたっぷりの愚痴&ボヤキが大きな話題を呼んでおり、試合後のひとつの名物にもなりました(笑) また、鋭い分析から繰り広げられる野球解説は根強い人気を誇っており、その言葉の端々から人材育成の極意などを窺い知ることができます。