2011年5月26日木曜日

夢の扉+ 筑波大学大学院教授・渡邉信

2011年5月29日(日)18:30~19:00 TBSテレビ系
■ 夢の扉+ 
出演者:渡邉信(筑波大学大学院教授)

大きな夢の実現を目指している未来の原石たちを紹介するTBSドキュメンタリー番組「夢の扉+(夢の扉プラス)」 2011年5月29日は、筑波大学大学院教授の渡邉信さんにスポットライト!

いつか無くなるであろう石油・・・ そんな石油に代わる代替エネルギーの開発に躍起になっている今日この頃~ 植物のでんぷんなどから作られるバイオエタノールは、ガソリンの代替燃料として注目を集めており、バイオエタノールの原料はトウモロコシやサトウキビなどの農産物が中心ですが、さらに生ゴミ・草などからバイオエタノールを作る試みも始まっています。 また、地下にあるエネルギー「地熱(ちねつ・じねつ)」も捨てがたい存在で、日本はインドネシア・アメリカに次いで世界3位の地熱資源大国だといわれています。

そんな中、水中にある藻から石油を生み出すという画期的な発見をしたのが、筑波大学大学院教授の渡邉信(わたなべまこと)さん。 渡邉教授は、40年間にわたって藻を研究し続けたスペシャリストで、2010年に従来より10倍以上も油の生産能力が高いタイプを沖縄の海で発見したとして話題を集めました。 炭化水素をつくる藻類は、その生産効率の低さが課題でしたが、渡邉教授いわく「大規模なプラントで大量培養すれば、自動車の燃料用に1リットル50円以下で供給できる」とのこと。 海外からはヘッドハンティングの話が舞い込んでいるものの、あくまでも日本での開発にこだわっている渡邉教授の研究成果に期待がかかるところです。