2011年4月6日水曜日

ETV特集 “医療崩壊”地帯を大地震が襲った

2011年4月10日(日)22:00~23:00 NHK教育
■ ETV特集 
テーマ:医療崩壊・大地震 出演者:伊関友伸

あらゆる分野の事例をドキュメントタッチでお送りしていくNHK番組「ETV特集」 2011年4月10日は、医療崩壊にスポットを当てた「“医療崩壊”地帯を大地震が襲った」がOA。 地域医療に関する著書を執筆している城西大学教授の伊関友伸(いせきともとし)さんをゲストに迎えて、東日本大震災に見舞われた地域で起こっている医師不足の問題や医療再生に向けた課題について考えていく予定です。

今、日本で叫ばれている医師不足。 医師の大量退職が相次いでおり、診療科目の縮小を余儀なくされる病院が後を絶たず、中小の地方病院の崩壊が問題になっています。 また、地域での医師不足も深刻な問題で、各病院が自力で医師を捜すことを強いられるようになってきました。 僻地と呼ばれる病院に勤務することを必ずしもよしとしないケースや、たとえ勤務しても激務に耐えきれず辞めていく医師たちも多々見受けられます。 そのため、都市部と地方との医療格差の問題が生まれるようになってきました。

今回、東日本大震災に見舞われた地域でも、震災以前から深刻な医師不足に追い込まれており、ギリギリの人員で患者と向き合っていました。 この震災によって多くの病院が機能不全に陥りましたが、どのような困難を新たに抱えることになったのでしょうか・・・