2011年4月13日水曜日

日曜美術館 マリー・アントワネットと二人の画家 ヴィジェとダヴィッド

2011年4月17日(日)09:00~10:00 NHK教育
■ 日曜美術館 
テーマ:ヴィジェ・ルブラン&ジャック・ルイ・ダヴィッド

千住明が司会をつとめるNHK番組「日曜美術館」 国内外のさまざまな美術作品・芸術家・展覧会・アートイベントなどを紹介しており、美術をこよなく愛する方にとっては堪らない番組でしょう。 2011年4月17日は、ヴィジェ・ルブラン&ジャック・ルイ・ダヴィッドを特集する企画「マリー=アントワネットと二人の画家 ヴィジェとダヴィッド」が放送されます。 

フランス国王ルイ16世の王妃だったマリー・アントワネット(Marie Antoinette)。 14歳で結婚して、ルイ16世の即位により18歳でフランス王妃となった彼女は、贅沢な生活を送ることになり、やがてブルボン王朝は終焉を迎えることに・・・ フランス革命が勃発した1789年に民衆の怒りが爆発したことで彼女の周囲の状況は一変していき、1793年に運命の日がやってきます。 10月15日に不当な裁判を受けた結果、死刑判決を受け、翌10月16日に夫と同じようにギロチンに掛けられて37歳の生涯に幕を閉じることになります・・・

そんなヴェルサイユ宮殿に咲いた一輪の薔薇・マリーアントワネットの姿を描いた画家というのが、エリザベート=ルイーズ・ヴィジェ=ルブラン(Marie Elisabeth-Louise Vigee Le Brun)とジャック=ルイ・ダヴィッド(Jacques-Louis David)の2人。 ヴィジェ・ルブランは、王妃付きの画家としてヴェルサイユ宮殿で活躍し、美しいマリー・アントワネットの姿を描きました。 一方、ジャック・ルイ・ダヴィッドは、断頭台へ向かう最後のマリー・アントワネットの姿を描いた画家として知られています。 果たして、激動の歴史の中で2人の画家はどのようなメッセージを込めて作品を残していったのでしょう・・・