2011年4月3日(日)09:00~10:00 NHK教育
2011年4月3日(日)20:00~21:00 NHK教育
■ 日曜美術館
テーマ:白洲正子
千住明が司会をつとめるNHK番組「日曜美術館」 国内外のさまざまな美術作品・芸術家・展覧会・アートイベントなどを紹介しており、美術をこよなく愛する方にとっては堪らない番組でしょう。 2011年4月3日は、白洲正子にスポットを当てた企画「白洲正子 日本美へ誘う眼」が放送。 日本の美と心を求めて50代半ばから旅に生きた白洲正子さんの人生を振り返っていき、その知られざる姿に迫る予定です。
兵庫県芦屋市出身の実業家として活躍した白洲次郎(しらすじろう)。 終戦直後のGHQ支配下の日本において吉田茂の側近として活躍した人物で、貿易庁(通商産業省)長官などを歴任。 イギリス仕込みの流暢な英語を駆使して自分の主張すべきところは主張するという押しの強さもあって「マッカーサーを叱った男」として存在感を発揮していくことになります。
その白洲次郎の妻だったのが白洲正子(しらすまさこ)さんで、日本の美についての著書を執筆する随筆家として活動したり、能や古美術に造詣が深い一面を持っており、数多くの女性の憧れの的として活躍しました。 また、50歳を過ぎてから「西国巡礼」「かくれ里」「近江山河抄」「十一面観音巡礼」などの紀行を執筆するなど旅に生きるようになり、最後に行き着いた先が富士山だったといわれています。